FX初心者におすすめ!通貨ペア

FX初心者におすすめ!通貨ペア

FXをするにあたり、「どの通貨ペアで取引するか?」です。

世界中にはさまざまな通貨が存在します。
各国の通貨の特徴と組み合わせの特徴に合わせて、どの通貨ペアで取引するかをまず決定する必要があります。

では、はじめてFXを行う場合、どの通貨ペアを選ぶべきか?

FX初心者は最も身近で情報量&取引量が多い『ドル円』からはじめよう

それは、次の三つの理由があります。

  1. ドルが世界の基軸通貨である
  2. 『ドル円』は最も身近で情報量が多い
  3. 『ドル円』は非常に流通量の多い通貨ペア

【1】ドルが世界の基軸通貨である

世界の為替取引が、ドルを中心に行われているからです。世界中で行われる為替取引の9割近くがドル絡みの取引であると言われています。

アメリカが世界経済の中心的役割をはたしている。そのため投資に関わるシーンだけでなく、貿易などに絡んだ実需と呼ばれる取引や世界各国の中央銀行の外貨準備などにおいても、ドルが基本となっているのです。

ニュースや発言なども米国発の注目度が最も高く、アメリカの金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)は、世界中の注目の的になっています。

ドル以外の通貨同士の取引シェアがあまりに低いため、一度に大量の金額の取引が行われる銀行間の市場では、ドル以外の通貨同士の取引を行う場合、いったんドルを介在させて取引されることが一般的になっているほどです。

ポンド円を買うといった場合に、ポンドと円を直接交換するのではなく、ポンドドルで『ポンド買いドル売り』、ドル円で『ドル買い円売り』という具合に分けて取引を行い、ふたつを掛け合わせて(ドルは売りと買いで相殺)ポンド円のレートを出すといったことです。

このような状況なので、ポンド円の取引を行ったとしても、イギリスと日本という二カ国間の動きだけに注意を払うのではなく、米国で起こった材料について、ポンドドルやドル円でどのような反応が出てくるのかなどにも注意する必要があります。そのため、単にドル円を見る時に比べて予想が複雑になりやすいのです。

【2】『ドル円』は最も身近で情報量が多い

日本人にとってドル円が最も身近で情報が多いことです。貿易・投資・観光など一般の人が外国為替取引に関わる色々な場面において、その取引はドル円である場合がほとんどです。

ニュースなどでもごくふつうに現在のレートを流し、自然に相場観というものが形成されます。

またドル円の動きを考える場合に、日本における政治・経済のニュースは非常に重要な意味を持ちますが、こうしたニュースはまずは日本語で流れ、それが英語などに訳されます。つまり海外の投資家に比べて、日本にいる私たちの方がかなり有利な状況なのです。

【3】『ドル円』は非常に流通量の多い通貨ペア

ドル円が非常に流通量の多い通貨ペアだということです。日米の緊密な関係もあって、さまざまな人や企業がドル円の取引を必要としており、ユーロドルについで世界で2番目の流通量を誇ります。これは何を意味するかというと、何か突発的な事件があったときも、動きが過熱しにくいということです。

株式市場などで大ニュースが入り、売りと買いの値段、数量の折り合いがつかず、取引が成立しないまま気配値だけが動くことがたまにありますが、ドル円のように世界中で潤沢に取引されている場合、少々のニュースでは取引ができないという状態にはなりにくく、それだけ安心して取引ができると言えます。

また、取引量が多いということは、大口投資家の注文によって、理屈のつかない値動きをすることが少ないということです。小さな市場に大量の資金を浴びせ、相場の主導権を握るといった荒っぽい取引は、ほかの取引者にとってリスクでしかありませんから、そういう意味でも、取引量の多いドル円は安心と言えます。

最後に

「ドル円以外なら何がいいの?」と問われれば、『ユーロドル』がオススメ。

欧州統一通貨であるユーロとドルの通貨ペアは、『ドル円』以上に取引量が多く、世界の取引の3割程度を占めていると言われています。ドル円のところでも説明したように、取引量の多さは、取引をしようという人にとっては安心感につながります。

またユーロはドルの代替通貨としての役割も持っており、米国で何か材料が入った場合に、最も素直に反応しやすいと言われています。そうした意味でも、ユーロドルの取引はやりやすいと考えられます。

逆に注意が必要なのは、クロス円と呼ばれるユーロ円やポンド円、ニュージーランドドル円といった通貨ペアです。
クロス円の場合は、二カ国間の状況の変化だけでなく、ドルで何か起こった際の反応などにまで注意を払う必要があることを、十分留意して取引を行うことが必要です。

低金利である円と、高金利である外貨との組み合わせで長期的に外貨預金のように取引を行う際には、クロス円が中心となります。

こうした取引を行う場合には、値動きのリスクなどに十分注意するとともに、ユーロなどに比べて市場が小さい分、値動きが不安定になりやすいことなどにも注意が必要です。

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